こんにちは、茶房竜胆スタッフのろろ(Niyu Roro)です。
1月9日の夜に無事、暁月のフィナーレをクリアいたしました。
ということで少し振り返りをしてみようかなと、思いました。2回目のブログにして完全私的な内容となります。ご了承くださいませ。しかも多分長い。
2020年12月24日のクリスマスイヴにエオルゼアに降り立った自分でした。
Twitterにて何度か言っていたのですが、そも自分がFF14を始めたきっかけはその年の11月上旬に完全に自分のうっかり100%で階段から滑り落ちたことでした。
左足関節内果骨折、左腓骨骨折という診断で見事に足の骨を折りました。細かいとこも含めて合計3か所。
しかも旅行先での事故でしたので、旅行先の病院→地元の小さな整形外科→紹介してもらった手術も出来る大きな病院。と骨折から手術までに10日程の時間がかかっていたので筋力を戻すリハビリにも時間がかかった気がします。
自分の勤め先は階段を上らなきゃ行けない場所ですので、リハビリ担当医さんからの「OK」が出るまでの約4か月、病院以外で外に出ることもなく家で過ごしていました。
私は重度のインドア派の引きこもり体質なのでそれは苦ではなかったので、色々アニメを消化したり、ぼーっとしたり、ゲームしたりで過ごしていたのですが、さすがに退屈になってきました。
そんな折に私の目に入って来たのがマイディー氏の訃報でした。
思い出されるは、自分の中にあったFF14の印象。
リリースされた。如何ともしがたいクオリティで色々な問題が起きていた。異例の大改修を行う宣言がされた。
ということはライトなゲーマーでもリアルタイムで耳に入っていました。
その後は特に気にすることもなく頭の隅の隅まで追いやられていました。MMOをやる気もなかったので。
それからしばらくして、光のお父さん。こちらは題材が面白く、前知識が無かったのですがリアルタイムで楽しく視聴していました。時間と共に内容はうろ覚えになってしまっていましたが、件のドラマで当初私の頭の中にあった「色々問題があって大変になってるMMO」というまま更新されていなかったイメージが変わった気がします。そして単純に、綺麗な世界観なのだな……、と。
確かその後でしょうか、漆黒のヴィランズがとにかく素晴らしい出来だ。と評判になっているのを耳に入れ「へえ、やっぱり盛り返してたんだ」と思ったのは。
それらを思い出し、その後なんとなく目を向けてみると、自分の知人が数名FF14で遊んでいることに気付き、調べてみることにしました。
フリートライアルでなんと2本分無料で遊べる。
その年の春にPCを新調していたのもあって、スペックも全く問題なくやるための時間等の問題も自宅療養ということで懸念なし。何より、暇を持て余していましたので、ちょうどいい。合わなければすぐ辞めても後悔がない。何せ無料だから。
そうしてエオルゼアに辿り着いたのがクリスマスイヴでした。
ちなみに、DCやワールドがよく解らずガイアに生れ落ちましたが上記の知人はエレだったりマナだったりでした。ウケる。
こうして冒険を始めるまでを文章にしてみたら思ったより長くなって驚きました。
骨折がきっかけで冒険に至った光の戦士さんはあまりいないのではないか、と思っています。思えば最初から負傷してるわ……。
その後は、あまり深いチュートリアルもないままフィールドに放り出され、初めて敵にやられて死を迎えた時はホームポイントへの戻り方が解らず(戻りますの警告出た時にびっくりしてキャンセルしてました)とりあえずsayで「すみません、どうやって復帰するのでしょうか……?」と発言したりアタフタしてました。
リムサで演奏している方もいて「こんなこと出来るのか!?」と驚いて、覚えたてのエモートで拍手をしたりそういうきっかけで出会ったフレンドさんを通じてゆりさんと出会い、FCに入り茶房竜胆のメンバーに加わり、物語を進めるだけじゃないMMOという特殊な世界を全力で謳歌することが出来て楽しい日々です。
その後、とても面白いからと頑張って布教して友人を2名こちらの沼に引きずり込み今では3人で遊ぶことが増えてきました。
「MMOを始めると沼にハマって大変なことになる」というイメージが付いていました。確かに沼にハマってますが、当初恐れていたよりも実生活を喰うこともなく、楽しい趣味の一つとして程よく遊べています。人との距離感も程よく、最初は自宅療養で人との交流を断つ状態が続いていましたが、FF14のお陰で孤独感もあまりなかったです。(元々一人きりが好きなのもあるので、そもそも孤独感が無かったかもしれませんが)ただ、どこかで「最後まで辿り着けるのか?」という考えはありました。何せ8年近くを積み重ね、今だ物語が続くゲーム。どこかで飽きが来てしまうのだろうか。他に魅力的なコンテンツと出会いフェードアウトしてしまうのでは、と。
その懸念が無くなったのが新生クリア後のクリスタルタワーのクエストでした。
ろろを知る方ならご存じかと思われる最推しグ・ラハ・ティアくんとの邂逅です。
「アライアンス? は? 24人!? 4人PTでも8人PTでも緊張してドキドキしてるのに24人なんて無理だよ!?」
と、ごねにごねてずっと後回しにしていたクエストでした。
けれど、ミンフィリアに「クリスタルタワーをクリアしないと祝賀会に連れて行けないわ」と言わんばかりにメインクエストの受注を拒まれ、渋々、とても嫌々聖コイナク財団の元へ向かったのを覚えています。
このクエストの感想は長くなるので省略致しますが( ふせったーにてかなり砕けたストレートな感想投げています)端的に言うとラストのお別れのシーンが衝撃でした。
最初は「3顔オスッテで元気いっぱいでやんちゃな子」という印象で微笑ましく見ていただけなのですが、私はギャップ萌えに弱いタイプなので「実は賢人。しかもこのメンバー内で一番位の高い人」「自分の生い立ちや進むにつれて起きる謎の衝動に苦悩している」など情報が出る度にちょいちょい刺さっていました。
それでも、特に「推し」と言うほどではありませんでした。なのでクリスタルタワー関連のSS一枚も撮っていなかったのです。今ではすごく後悔しています。2ショないんですよね。
そして、最後、自分ごと封印するという決断は驚きました。直前の行動で少し訝しんでいましたが、本人の口から聞いて改めて「えっ」と。
いつ目覚めれるのかは解らないけれどそれは光の戦士が生きてる間は達成出来ないのは解っています。
つまりは今生の別れ。それなのに、すごく爽やかで明るい別れだったのがすごく衝撃的でした。なので自然と少しだけ泣いた。すごく印象に残った。美しかった。
それから数日仕事中でもそのシーンが浮かんで、彼の性格なども加味して色々考えてしまい後からさらに涙が溢れて来たのは覚えています。
それで「あれ、これもしかして……推し?」と自覚した感じです。
その後「最推しを見つけたのにもう会うことは二度とない」と嘆いていたところフレンドさんが「先の冒険できっと出会える」という旨の言葉を仰ってくれました。ネタバレになる発言だったのかもしれませんが、その時の私には、ぱっと視界が開けたような、光が見えたような気がしました。
「どんな形かは解らないが彼と再び会えるんだ。それなら、頑張らないと」
それがこれから先を進める一番高いモチベーションになりました。
(ニユちゃんとのSSがないので後日進めたサブのオスッテくんとのSSです)
その結果がどうなったのかは、私が今も楽しく冒険していることが何よりの証明でしょう。
そしてつい先日、暁月のフィナーレを迎えて、この1年頑張って走って来て本当に良かったなぁと素直に思っています。
見事ライフワークとして無くてはならない存在となりました。これからも無理のない範囲で、楽しみ続けられる範囲で素敵な冒険に駆け出そうと思います。
本当に取り留めなく筆を進ませていただきました。ここまで読まれている稀有でお優しい方、ありがとうございます。
次回以降はもう少し砕けたノリで茶房竜胆のお話などしていければと思います。
本当はそういうお話を書かせていただこうとは思っていたのですが!
暁月をクリアしてこれまでの歩みを少しでも文字にしたい~! という欲求に勝てなかった一冒険者のお話でした。
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