皆様こんにちは!!
バスケ部出身にして剣道部出身にして写真部and美術部出身な誤字王ユーリです!!!
多趣味です!!
昨日は未曾有の電力不足という訳で、私も微力ながら節電をとログインしないでおきました。
という訳で相変わらずSSがありません。
SSがないとどうなるか……
過去のものを流用します!
はい! というわけで本日は、過去に撮影しておいた素材で好きな作品紹介をいたします!
さて、広く浅く色々な事に手を出している私ですが、一つのことにハマると暫くどっぷり浸かります。
そんな私ですがどっぷり浸かった物の中にとあるホラー小説がございます。
澤村伊智さん著『比嘉姉妹シリーズ』です。
さてこちらシリーズものですが、あえて今回はその一作目となる『ぼぎわんが、来る』だけをご紹介したいと思います。
皆様はホラーと聞くと怖いから無理! となる人も多いかもしれませんが実はそんな方にもこちらは割と勧められます。
と言いますのも、澤村伊智さんの作品全般で言える事ですが、ホラーとしてやはり怪異と関わる非日常的な恐怖感というものはありながら、人と人が織りなすすれ違いや恨み辛みなどにスポットをあてた、お化けに襲われるだけではない作品だからです。
もちろん人同士の関わり合いを描くといってもそれはそれで怖かったりするのですが……
ほとんどの場合この方の作品に登場する怪異は何か理由があり現れます。
人が招いてしまった怪異と言いましょうか。
負の感情に呼ばれて現れている感じです!
恨みや、自分は正しいと思いながら行われる酷い行為、嫉妬などで知らず知らずのうちに恐ろしいものを招いてしまう。
そういうものが多く、そういう心理描写や人間関係を書くのが凄まじく巧いなと感じさせてくれる作品となっています。
ただ、ここまで書きましたが個人的には怪異自体の怖さは少々抑えられています。
と言いますのもこちらの作品に登場する霊媒師・比嘉琴子さんがはちゃめちゃに頼もしいのです。
結構な確率で日本のホラーものに出る霊媒師やエクソシストなどは物の見事に惨敗する訳ですが、琴子さんは一味も二味も違います。
もう琴子無双なんて言葉を使いたくなる頼もしさでして、今回の怪異としてでてくる『ぼぎわん』自体は他の霊媒師を恐怖させたり何なら不意打ちをして殺してしまうような狡賢く厄介な敵ながら不思議と琴子さんなら平気そうと思えてしまいます。
とはいえしっかり怖いところは怖いです。
怪異が襲い来る直前は恐怖でページを捲りたくないっ! となりそうでした。(面白いのでペラペラ捲りましたが)
名前もまた不気味です。『ぼぎわん』なにそれ? 理解できない。と全く想像のつかない事からくる怖さがあります。
名前の意味がわかった後もそれはそれで怖かったですが!
心理描写、恐怖描写、そして霊媒師による痛快さを兼ね備えた本作は是非是非おすすめなのでお読みください!!
そんな時間ないー!
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