やあ皆さんこんにちは!
エオルゼア不思議発見局の博士Yuriです!
皆様は、UMA (ユーマ, Unidentified Mysterious Animal)というものをご存知ですか?
ネス湖に潜む海竜ネッシーや、不可思議な形の蛇ことツチノコ、山に潜む恐るべき人型生命体のイエティなどなど……未確認生命体をUMAと呼んでいます。
未知であることが最大の魅力である彼らの正体は未だ判明しないものも多く、人によっては信じないという人もいれば、中には捕まえようとしている人もいるなど十人十色な反応が有るでしょう。
皆様が暮らしているここエオルゼアにも、それはいるのです……
エオルゼアのシシガミ ヤタゴメを追え!
早速題名で察した人もいるでしょう。そうです、今回調査するのは、日本データセンターに伝わるUMA!ヤタゴメ!!!
これは未確認生物を追い求める、とある冒険者の物語……
1月26日 tiamatにて
ヤタゴメ探索のため冒険者ニユは、ヤタゴメ研究の第一人者、ユリ博士の元を訪れた。『ユリ博士、本当にヤタゴメは存在するのですか?巷ではただの噂だと言う人も沢山います』
ヤタゴメはUMAでは有るもののヒカセンらしい。しかし、他とはあまりにもかけ離れた出立ちや行動から実在しないという人は多いのだ。
『冒険者さん、お気持ちはわかります。私もですねぇ、初めて見た時まではですねぇ、そんなもんいる訳ないと思っていたわけでしてねぇ』
博士も昔は信じていなかったという。しかしその言葉の中にふと、気になるところがあった。
『初めて見た時……と仰られましたね?という事は博士はヤタゴメを見たのですか?』
『えぇ……えぇ、勿論です。このですねぇ?サブリガをですねぇ履いたら現れる様になったんですよねぇ』
なんと博士は実際に見つけたようだ。調査班はどうやら早速あの存在に近づけたらしい。調べ始めて早速の朗報に我々もつい気が緩みそうになる。
『ただ危険な生物ですからねぇ……サブリガを履く者、悉くヤタゴメに還らん……という伝承があるので、私もそろそろ危ないかもしれませんねぇ……』
『ふむふむ、なるほど?まさかサブリガ着用者を餌にでもしているんですかね?』
なにやら危険そうな伝承ではあるが、しかしこの時、ニユは思い付いたようだ……ある作戦を。
我々は、博士から聞いた、ヤタゴメが良く目撃されるという地……黒衣の森へやってきた。ここでは、頻繁に発見情報がやってくるらしい。
なんでも、寒い時期や雨季は森で寝泊まりし、それ以外の季節は冬毛も抜けて、エオルゼア中を闊歩しているという。
そんなこの地で、冒険者ニユは先程思いついた作戦を実行に移した。
気絶させたサブリガ着用者(ユリ博士)を餌に、ヤタゴメを捕らえる。
非人道的だという言葉を思い浮かべた読者もいるかもしれないが、我々調査隊も遊びでUMAを追いかけているわけではない。仕方のない犠牲なのだ……
今回は偶然居合わせてしまった、現地人のココア氏にも協力を仰ぎ、彼のアイディアからサブリガには大量の麻痺薬を投入してある。
さあ準備も終わり後は待つだけだ、とスタッフ達が餌から距離を置こうとしたその時。
なんと!
なんという事だ!もう現れるだなんて良い意味で予想外である。これにはスタッフ一同も思わず歓喜を上げてしまうところだったが、逃げられないようすんでのところで押し留めた。
だが、悲しい事に、中々そこからは距離が縮められない。寄ってこないのだ。
恐らく警戒心が非常に高いのだろう。約1時間待ったが動かない。だが沢山のマウントを所持していると噂のヤタゴメだ……ここで下手に近づいては逃げられてしまうだろう。
するとそこで、ココア氏が突然Sayで
きぃみのハァートに!!!!!!!スタッフ達は驚愕した。全く意味がわからない。
取れ高がないからやれと、振った訳でもなければ、そもそもココア氏が宇宙海賊なのも知らなかった。昨今は月へ行けるようになったりなどしたが、まさか彼が宇宙海賊だなんて知る由もなかったのだ。そもそも宇宙は海ではないのに海賊なのだろうか。分からない、全く理解し難い。
だが奇跡が起きた。
もしかしたらコレは何かの呪文だったのかもしれない。
そうして餌にヤタゴメが……
食いついた!!!!!!
写真では分からないが、鮫に寄ってサブリガだけが剥ぎ取られ、載せられないような姿になってしまった為一部カットしてお送りする。
(ん?)
(何か様子がおかしいぞ?)
やけによろめき、千鳥足で檻の中を徘徊するヤタゴメ。時には壁にぶつかり怪我を負うことも。
そうして……
ぎゅめエェェエえええええ!!!!
ダッぴゃああああああーーー!!!!!!!!
部屋に響き渡る鳥のような鳴き声。
あまりにも悲痛な叫び声は世界中に響き渡った。
最後の咆哮と共に地面に倒れるヤタゴメ。
後々の調査で判明したことだが、光のサブリガを大量に内包したヤタゴメは、定期的に人々から闇のサブリガを摂取することで、この世のサブリガンバランスを保っていたのです。
光のサブリガだけになったヤタゴメは
ピカッ!
爆散したヤタゴメ。
こうして起こったサブリガの氾濫。
FF14ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿
暴言コメントが多かったので匿名は閉鎖します!
またGoogleアカウントでも誰かわからない人は削除します!